通訳案内業(ガイド)試験
一般に「通訳ガイド」と呼ばれる通訳案内業は、試験に合格した者だけが業務を行える業務独占の国家資格です。言葉を忠実に翻訳する通訳者と異なり、通訳ガイドは自分の知識を言葉にするので、語学力に長けているだけでなく、幅広い教養と知識が求められます。
通訳案内業の仕事は、日本を訪れる外国人を観光地や名所、旧跡などに案内し、日本の文化や伝統、生活習慣などを、外国語を使って紹介し、報酬を得るものです。また、政府や企業が招いた要人のエスコートや、国際展示会などでのガイドも重要な仕事です。具体的には、観光地の案内業務のほか、旅行スケジュールの管理や宿泊先の確認、買い物のアドバイスといった添乗業務も行います。一度合格し、都道府県知事から免許を受ければ生涯更新する必要がなく、受験資格の制度もないため誰でも受験できますが、合格率はおおよそ10%以下とかなりの難関で、国家試験のなかでも取得が難しい資格のひとつといえます。
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